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BCN総研、49.6%が接続環境の改善を望んでいると発表

2001年02月13日 14時57分更新

文● 編集部

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(株)コンピュータ・ニュース社の市場調査部門であるBCN総研は9日、2001年にPC環境をどのように改善したいか、同社のホームページ上で2000年12月28日から2001年1月10日まで実施したアンケートの結果を発表した。アンケートの有効回答は680件で、年齢層は未成年が5.9%、20代が26.6%、30代が40.4%、40歳以上が27.1%となっている。それによると「インターネット接続回線の改善」が49.6%と、ほぼ半数のユーザーが接続回線について再考しているという。この回答者に希望の接続回線について聞いたところ、「ADSL」が28.9%と最も高い支持を集めた。ADSLの通信速度や既存の電話線を利用できることが理由になったと思われるという。

同時に行なった調査の結果、2000年におけるPCの利用状況については「インターネットの活用」との回答が72.0%と最も多かったが、2001年のPCの利用意欲については、さまざまな分野に回答が分散するなか、「ホームページの作成、運用」が昨年の3.4%から大きく伸び、21.9%と最も多い比率を占めた。インターネット利用に慣れたユーザーが次の段階へ進もうとすることで、「高速化」、「低額化」、「つながりやすさ」など、より使いやすい接続環境を強く求める姿が浮き彫りになったとしている。

ADSLは最近、テレビのコマーシャルでも宣伝が始まったほか、店頭にデモンストレーション機が設置されるなど、さらに認知度が上がっており、料金や通信速度で各社の競争も激化している。BCN総研では、2001年はADSLが通信回線の台風の目になるとみている。

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