日本電気(株)は、コンシューマ向けノートPC「LaVie」の春モデル新製品第2弾として、CD-RWドライブ内蔵する「LaVie M」と、XGA液晶&Crusoe搭載の「LaVie MX」の2タイプのB5ノートを発表した。
CD-RWドライブなどを内蔵し、ますます機能アップしたB5ノート
LaVie M
12.1インチTFT液晶搭載のB5ノート「LaVie M」にはCD-RWドライブを内蔵する新型筐体採用のモデルが追加された。
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CD-RWドライブ、もしくはコンボドライブを内蔵するB5ノートの「LaVie M」。まったく新しい筐体を採用するブランニューモデルとなる。 |
新たに登場したのは、Mobile PentiumIII-600MHz搭載の「LM600J/62DR」と同-700MHz搭載の「LM700J/62DH」の2モデル。どちらもXGA(1024×768ドット)表示が可能な12.1インチTFT液晶を搭載し、HDDは20GB。LM600Jには8倍速CD-R書き込み対応のCD-RWドライブを、LM700Jはそれに加え8倍速DVD-ROM読み込みにも対応したコンボドライブを、それぞれ内蔵する。このCD-RW/コンボドライブは取り外し可能で、オプションのセカンドバッテリに換装したり、「拡張ベイカバー」に交換して軽量化を図ることができる。なお、本体重量は拡張ベイカバー装着時で約1.58kg、ドライブ内蔵時にはLM600Jが約1.83kg、LM700Jが約1.88kg。
このほかに、10BASE-T/100BASE-TX対応のLAN機能、モデム、IEEE1394ポート、ビデオ出力端子などを本体に装備し、FDDはUSB接続タイプのものが標準で添付される。プリインストールOSは、Windows Millenium Edition。
実売価格は、LM600Jが20万円台前半から半ば、LM700Jが20万円台半ばから後半と見込まれる。出荷開始時期は2月中旬から。
製品名 | LM600J/62DR | LM700J/62DH |
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CPU | Mobile PentiumIII-600MHz | Mobile PentiumIII-700MHz |
メモリ | 64MB | 64MB |
液晶 | 12.1インチTFT | 12.1インチTFT |
解像度 | 1024×768ドット/26万色 | 1024×768ドット/26万色 |
HDD | 20GB | 20GB |
重量 | 約1.83kg | 約1.88kg |
CD-ROM | CD-RW(R8倍速/RW4倍速/CD24倍速) | CD-RW&DVD(R8倍速/RW4倍速/DVD8倍速/CD24倍速) |
OS | Windows Me | Windows Me |
Office 2000 | ○ | ○ |
バックライト付き液晶を搭載したCrusoeノート
LaVie MX
バックライトを持たない反射型液晶、ヒンジ部と液晶パネル裏の“ダブルバッテリ”などで、11時間という長時間のバッテリ動作を実現したことが話題となった、Crusoeノートの「LaVie MX」には、バックライト付きTFT液晶を搭載したモデル「LX60T/6S1EC」が追加された。
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反射型液晶に代えて、バックライト付きTFT液晶を搭載するLaVie MX「LX60T/6S1EC」。バッテリ駆動時間は短くなったが、室内での利用では確実に液晶が見やすくなった。 |
搭載する液晶は、解像度も従来機「LX60T/51EC」のSVGA(800×600ドット)表示から、XGA表示対応にスペックアップしている。液晶以外の仕様には変更点はなく、CPUはCrusoe「TM5600-600MHz」を搭載、HDDは20GB。USB接続のCD-ROMドライブが標準で添付するほか、LAN機能やモデムなどを本体に内蔵している。プリインストールOSは、Windows 2000 Professional。
液晶が変更された分、バッテリ駆動時間は短くなり、LX60T/51ECの約8~11時間に対し、約4~8時間となっている。2月下旬から出荷が開始され、実売価格は20万円台前半となる
製品名 | LX60T/6S1EC |
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CPU | Crusoe TM5600-600MHz |
メモリ | 128MB |
液晶 | 10.4インチTFT |
解像度 | 1024×768ドット/26万色 |
HDD | 20GB |
重量 | 約1.39kg |
CD-ROM | 最大6倍速(外付け、USB) |
OS | Windows 2000 |
Office 2000 | ○ |
