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あのアナログフィルタ搭載GeForce2 MXカード第2弾! 今度はTwinView対応

2001年02月06日 19時05分更新

文● 小磯

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PLATINUM GeForce2 MX SIF“TYPE B”

 先日、カノープスの“SSH”(Signal Super Highway)そっくりのアナログフィルタ“SIF”(SUMA Individual analog Filter)を搭載して登場、大きな話題となったSUMA製のGeForce2 MX搭載ビデオカード「PLATINUM GeForce2 MX SIF」に新型が現れた。

 SIFは、GeForce2 MXチップの内蔵DACから出力されたアナログ信号をカード本体から分離することで、カード本体に乗るノイズの影響を受けにくくし、画質を向上させるという機構。アナログフィルタをカード本体に搭載している(カノープスの“SPECTRA”シリーズ)か、SIF側に搭載しているかの違いはあるものの、基本的にSSHとSIFは同じはたらきをするものだと捉えていいだろう。標準的なD-Sub15ピン端子を装備したSIF“TYPE A”は、初回入荷分をあっという間に完売するショップもあるなど、かなりの人気を集めていた。



TYPE B

 第2弾として今回登場したのは“TYPE B”。D-Sub15ピン端子を2つ装備し、TwinViewをサポートする。標準でアナログフィルタを搭載するTwinView対応カードはこれがはじめてで、カード全体の約1/3をSIFが覆う形になっているのが特徴的だ。また性能面では、5.5nsのメモリを搭載するのが目を引く。TwinView環境を本格的に使いたい人には恰好の選択肢となるだろう。



SIF
SIF TYPE B。端子部分だけでなく、ブラケット全体が金メッキされているのはこれまでどおり
SIF
SUMAのTwinView対応従来製品(写真右端)とSIF TYPE B(写真左から2番目)を比較すると、大きさの違いがよくわかる
ラインナップ

 なお、ラインナップにはS-Sub/DVIのTwinViewに対応したTYPE Cや、BNC×1のTYPE D、3Dグラスに対応したTYPE E、DVI×2のTYPE Fが控えているが、これらも順次登場してくるもよう。SIFの単品発売を予告するショップもあるなど、昨年、透明なパッケージと初期不良率の低さをウリに現れたSUMAは、わずか1年でアキバに一定の地位を築いたようだ。



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