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大塚商会、ラティステクノロジーとXVL製品に関するOEM契約を締結

2001年02月06日 17時42分更新

文● 編集部

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(株)大塚商会は5日、ラティステクノロジー(株)が開発しているCADソフトで作成した3次元データをネットで利用できる“XVL”関連製品に関してOEM契約を1月に締結したと発表した。同社ではOEM供給を受けて各製品を2月に販売を開始する。また、同社が運営するCAD関連の総合ウェブサイトである“CADJapan.com”の会員向けASPサービスにおいてXVLデータ変換サービスを同日付で開始した。

今回OEM供給を受ける製品群は、ほとんどの3次元CADデータをXVL化でき、ネットで利用できるようにする製品。これらを使うことで、遠隔地同士でのデザインレビュー利用、3次元CAD保守マニュアルの作成、3次元CAD組み付けマニュアルの作成、3次元カタログ配信、3次元CADデータのASPサービス、CADデータを利用したDTP市場など、CADデータを利用したウェブ3次元CAD市場への対応が可能になるという。製品は、3次元CADからのXVL変換ツール、各種編集ツール、各種ビューワーツールに大別され、合計8製品の販売を開始する。また、大塚商会のオリジナルツールとして、ネットワーク上での利用ログ、認証機能を持たせることができる『XVL Netconverter』も合わせて提供する。

OEM供給を受ける“XVL”関連製品群は、サーバへの組込み、バッチ処理で汎用3次元CADデータからXVLデータに変換するアプリケーション『XVL Converter』、IGESデータの直接読込み機能、大容量3次元CADデータの軽量化を行なう機能、多彩な計測機能、断面表示、アセンブリ構造の表示・編集、マテリアル設定が行なえるエンジニアリング・ビューワー『XVL Composer』など8製品。

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