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松下など、日中双方向の旅行会話音声翻訳技術を開発

2001年02月06日 13時23分更新

文● 編集部

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松下電器産業(株)と松下技研(株)は5日、中国科学院自動化研究所と共同で、日本語・中国語双方向旅行会話文音声翻訳技術を開発したと発表した。携帯端末や携帯電話向けの旅行用音声翻訳機能として実用化を検討していくという。

同技術は、簡単な旅行会話、基本文型1000種、語彙1万語をカバーする日本語・中国語双方向音声翻訳を実現するためのもの。音声認識されたキーワード間の依存関係から基本文型を検索する“キーワード主導型”音声翻訳技術、音声認識時のメモリー量や計算量を認識精度を低下させずに削減する“2階層候補絞込み”認識技術、さまざまな発声に対応できる中国語認識用音響モデル[1]構築技術を採用する。メモリー容量は約8MB。

同開発では、'99年度に実施した(株)国際電気通信基礎技術研究所との共同研究成果の一部を利用しているという。

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