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またまた放熱板と熱伝導シートが現わる。今度はセット品!?

2001年02月02日 20時30分更新

文● 小磯

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凸プレスと熱伝導性シリコーンシート

 いったい何が火をつけたのか、最近アキバでは制震材やら吸音材、熱伝導材といった製品がブームになっている。ショップによっては専用のコーナーを設け、売れ行きは上々。そんななか、今週も新しいグッズがアキバに登場した。今度はHDD用の放熱版と粘性のある熱伝導シートだ。



凸プレス表面
「凸プレス」の表面

 製品名はHDD用の放熱版が「凸プレス」(HF-11)で、シートの方が「熱伝導性シリコーンシート」(NS-11)。ともにパワーサポート製でダイヤテック扱いの製品だ。凸プレスは放熱面の面積を確保するため、2mm厚のアルミ板に穴を均等に開けているのが特徴。また“サンドブラスト処理”により表面がざらついているのも目を引く。3.5インチHDD専用で、サイズはHDDの上面とほぼ同じ大きさの100(W)×140(D)mm。



熱伝導性シリコーンシート
シートの表面

 熱伝導性シリコーンシートは発熱部と冷却板を接続させるための専用シート。粘性があるため、発熱部と冷却版を隙間なく接続できる。パッケージによれば熱伝導率は2.5W/m・K。粘着力は弱いので、発熱部が下を向くAGP/PCIカードのチップには使えないが、小さく切ってCPUとCPUクーラーの間に挟んだり、3.5インチHDDほぼ同じ100(W)×140(D)×2(H)mmというサイズを生かしてHDDと放熱板の間に置けば、効果を発揮するだろう。というより、サイズがと凸プレスとまったく同じ点や、型番も似ているのを考えると、もともとこの2製品はセット品だった?



HDDに装着
HDDにつけてみたところ。メーカーは、間にシートを挟んで、上にアルミシートを置いて使うのを想定していると思われる

 価格は、凸プレスが高速電脳で1780円、コムサテライト3号店で1800円。シリコーンシートが高速電脳で2380円、コムサテライト3号店で2700円。

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