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COMMANDOS2インタビューレポート

COMMANDOS2インタビューレポート

2001年02月02日 19時22分更新

文● 中村聖司

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COMMANDOS2インタビューレポート

アイドスインタラクティブ

価格未定(今夏発売予定)

1月29日に速報としてお伝えしたアイドスインタラクティブの「COMMANDOS2」。発売まではまだゆとりがあるので、デモを見られるのはまだ先かなぁと思ってたら、アイドスから「Pyro Studioの開発スタッフがアジア方面のプロモーションのために来日するんですけど、取材に来られます?」とのお誘いが。「行きます行きます」と二つ返事で了解し、飛ぶような勢いで恵比寿のアイドス本社へと向かった中村である。

唸る戦車砲と着弾点を中心に外へ吹き飛ばされる独兵。COMMANDOS2のリアルな表現がよくわかる1枚。ぜひ拡大してご覧いただきたい。

 いきなり結論から述べると、アイドスインタラクティブの「COMMANDOS2」は掛け値なしに“もの凄い”ゲームに仕上がっている。余談だが、SLGとRPGをメインに担当している私が2000年に発売されたPCタイトルの中で、心底から“もの凄い”と思えたゲームは「Baldur's GateII:Shadows of AMN」「WARLORDS BATTLECRY」「SIM PEOPLE」の3本。残りのタイトルは、誤解を恐れずに言えばすべて“常識の範囲内”に収まるゲームだった。もの凄いゲームというのは、プレイヤーをぐいぐいゲームの世界に引き込んでいく圧倒的な吸引力と、プレイするだけで幸福感に満たしてくれる魔術的な魅力を例外なく備えている。ゲームがこういった神懸かり的な力を獲得するためには、インパクト(もしくはセンス)のあるグラフィックス、斬新なゲームシステム、覚えやすく使い易いインターフェイス、練り込まれたシナリオ、魅力的なキャラクター、何度聴いても飽きのこないサウンドが必要不可欠で、どれが欠けてもダメである。

これは北極か? 緊急浮上した潜水艦。雪上では、時間と共に体温バーが低下していき、極限まで下がると死亡する。体温の低下を防ぐには艦内に侵入するか、敵から防寒ジャケットを奪わなければならない。
南太平洋から1カット。心許ない対艦砲に歩哨がひとり、左上のヤシの木陰に集結しているのがCOMMANDOSのようだ。スナイパーは? いないんだろうなぁ。

 その点、「COMMANDOS2」は、続編モノにありがちなマンネリズムがまったく感じられず、COMMANDOSの基本的なシステム/シナリオを継承しつつまるで違うゲームに仕上がっていたので、大変驚いた。シナリオからして我々の予想を遙かに覆す広大さで、西ヨーロッパから始まり、北欧、北極へと次々に舞台を移し、そこから潜水艦で移動して、中盤戦は南太平洋。さらに東南アジア方面に移動し、果ては英領インド、そして再びヨーロッパに戻るという。仮想戦とはいえ、そこまでやるかといった感じの壮大なシナリオなのだ。今回の戦場はヨーロッパとアジアで半々ぐらいの割合になりそうだが、現時点でのタイトル画面は夕日を浴びた南太平洋の模様が映し出されていた。写実的な描写で、ヤシの木がワサワサと風に揺られていたのが印象的だった。



前回の速報では「日本の軍港か?」とかいい加減を書いてしまったが、正解はフランスはラ・ロシェルの軍港でした。

 ところで、圧倒的な吸引力という意味では、インパクト抜群の3Dグラフィックスがそうだ。今回はすべて3Dで構成され、屋外のマップは4段階(90度ずつ)に視点を切り替えることができ、屋内ではそれに加えて「ドラゴンクエストVII」のようにスムーズに回転できる。スムーズといえばマップの拡大縮小もそうで、マップ全域(数十~数百画面分の大きさがある)から、通常の画面サイズよりさらに拡大された画面まで、実に滑らかに素早く切り替えることができる。前回の速報でもお伝えしたように、画面上に複数のウィンドウを表示させることができるが、その最大数は6つ。初期状態では設定した場所の定点観測モードになるが、カメラを隊員や敵兵に設定してやると、そのキャラの動きを追ってくれる。複数のポイントを同時に見守る緊張感がたまらない。演出的な部分では、これまでどおり敵兵をクリックすれば、彼の現在の視線がリアルタイムで表示されるが、2ではさらに隊員をクリックすることで「隊員が発生する音の範囲」を確認できるようになった。音の範囲は波紋のように表現され、立ち止まれば波紋はなくなるし、走れば波紋は大きく広がる。これは隊員の特性によっても発生具合が微妙に違ってくるようだ。



おっとこれは何だ? いかめしく並ぶ対空砲、暗がりにうっすら浮かぶ舷側、対空砲の隣りに見える平面は道路? ではなく飛行甲板だ。なんとこれは空母のようだ! よーし、侵入するぜー。

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