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ターボリナックスと蝶理情報システム、XML分野で協業

2001年02月01日 18時14分更新

文● 編集部

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蝶理情報システム(株)とターボリナックス ジャパン(株)は1日、XML(eXtensible Markup Language)分野で販売協業したと発表した。

これにより、蝶理情報システムが開発したXMLトランスレーター『FleXML』のLinux対応版『FleXML for Turbolinux』を共同開発し、両社の販売パートナーへの技術支援や教育なども含めて、販売・マーケティングで協業していく。製品の発売は7月を予定しており、価格は10万円。

FleXMLは、形式の異なるデータやファイルフォーマットの相互変換を行なうソフトウェア。フラットファイル(固定長またはCSV)とXMLとの相互変換、およびXSLT(eXtensible Stylesheet Language Transformations)によるXML相互変換などをサポートする。データ変換マッピングツールで事前に変換方法を設定しておけば、変換モジュールを起動するだけで一連の処理が自動化される。これにより、企業間取引におけるEDI(電子データ変換)や、標準データ形式をXMLとした既存システムとの統合業務環境の構築を実現できる。さらに、日本アイ・ビー・エム(株)、富士通(株)、(株)日立製作所のホストシステムで使用される文字コードと、オープン系システムで使用される文字コード(シフトJIS、EUC、UTF-8)との変換もサポートするので、ホスト資産も利用できるという。対応OSは『Turbolinux Server 日本語版 6.1』で、マッピングツールはWindows 95/98/Me/NT/2000。

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