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LK-RF240UZ

LK-RF240UZ

2001年01月31日 22時14分更新

文● 内田

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 松下電器産業(株)/松下寿電子工業(株)は、3.5インチ2HDのフロッピーディスクに32MBのデータを記録できる松下独自の機能「FD32MB」を初めて搭載した、USB接続の外付け240MB/120MB SuperDiskドライブ「LK-RF240UZ」を発表した。

容量的に難のある従来のフロッピーディスク(1.44MB)に32MBのデータを記録できる新機能「FD32MB」を搭載したSuperDiskドライブ「LK-RF240UZ」。コンパクトな本体サイズ、側面に収納可能なUSBケーブル、かつUSB給電のみで動作するなど携帯性にも優れる。

 FD32MBは、(1)メディア全域で記録密度を等しくする(従来は外周になるほど記録密度が下がる)「Zone Bit Recording方式」による線記録密度の向上、(2)フロッピーへデータを書き込んでいく際、トラックを18.8μmずつずらして「重ね書き」する(2HDのトラックピッチの約85%重ね書きする)ことによるトラック密度の向上、(3)高密度で記録されたメディアの読み取りにSuperDisk用のヘッドを利用、(4)従来のFDDがサポートする「CRCC」(エラー検出)ではなく、SuperDiskでサポートされた「C1ECC」(エラー訂正)を採用することでデータの信頼性を向上、などにより実現した機能で、2000年10月に開発が発表された。LK-RF240UZは、このFD32MBを搭載した初の製品となる。FD32MBでのデータ書き込みには専用のライティングソフト(付属、Windows 98/Me/2000およびMac OS 8.6/9.0/9.0.4対応)が必要となる。

 SuperDiskドライブの機能としては、従来の120MBメディアに加え、本機では新たに240MBメディアにも対応した。平均転送レートは600KB/秒、シークタイムは95ms、インターフェイスはUSBで、電源供給はUSB経由で行われ、ACアダプタなどは必要としない。本体サイズは111(W)×142.8(D)×24.6(H)mm、310g。価格はオープンプライス、発売日は2月23日。

松下電器産業 P3
松下寿電子工業
P3カスタマーサポートセンター 03-5821-3180



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