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日本SGI、UNIXワークステーション『Octane2』の新モデルを発売

2001年01月31日 21時00分更新

文● 編集部

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日本SGI(株)は31日、UNIXワークステーション『Silicon Graphics Octane2 ビジュアルワークステーション』の新モデルを2月1日に発売すると発表した。

製品写真
『Silicon Graphics Octane2 ビジュアルワークステーション』

Octane2は、クロスバースイッチングを採用し、MIPS RISCプロセッサー、IRIX OSを搭載したUNIXワークステーション。今回発表したモデルは、グラフィックスカード『SGI VProグラフィックス』の処理性能の向上と機能強化を図った、『V12』または『V10』を搭載する。V12は、ジオメトリー性能が毎秒1800万ポリゴン、フィルレートが毎秒448メガピクセルで、最大解像度1920×1200ピクセル(72Hz)の表示が行なえる。48bitRGBAをサポートし、16bitZバッファーのダブルバッファー機能を搭載。最大表示色は、12bit/コンポーネント(RGBA)により680億色となっている。

V12搭載モデルの基本構成は、MIPS R12000A-360MHz、256MBのSDRAMメモリー、9GBのUltra SCSI対応のHDD、V12(128MB)、10BASA-T/100BASE-TX対応のLANインターフェース。電源は100~120/200~240V。本体サイズは幅270×奥行き343×高さ413mmで、重さは24.5kg。価格は439万4000円。V10搭載モデルの価格は354万9000円。対象となるマーケットは、3次元CADのモデリングやデジタルプロトタイピング、地理情報、医学画像、およびビジュアルシミュレーションなどのアプリケーション分野。

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