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東芝、ナレッジマネジメントの支援ソフトとサポートを提供

2001年01月31日 19時37分更新

文● 編集部

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(株)東芝は30日、ナレッジマネジメント支援ソフトウェア『KnowledgeMeister』(ナレッジマイスター)を31日から発売すると発表した。併せて、ナレッジマネジメントの導入から教育、運用までを総合的にサポートするサポートオフィスを開設し、2月1日にサポートサービスを開始する。これにより、同社はナレッジマネジメント市場に本格的に参入する。

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『KnowledgeMeister』の自然言語検索画面

『KnowledgeMeister』は、同社が開発した“自然言語検索技術”、情報を自動分類する“クラスタリング技術”、テキストデータを分析して知識を発掘する“テキストマイニング技術”を組み合わせて、日本語の内容を解釈した検索や分析を行なうもの。従来のキーワード検索やキーワードの出現率を利用した分析に比べて、検索結果の精度が向上するという。

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クラスタリング画面

商品構成は、インターネットや企業内のファイルサーバー上に存在するファイル(HTML、PDF、Word、Excel、PowerPoint、ロータス ノートなど)を定期的に収集し、知識データベースとして登録する『情報収集』、思い浮かべた質問などの自然文を検索キーとして使用できる自然言語検索機能や、文書の意味を解析して階層的に整理する分類/クラスタリング機能を提供する『知識共有』、収集・蓄積された営業日報やアンケートなどの業務データを与えられた構造化ルールに基づいて分析し、その結果を数値化して新たな知識を発掘する『知識分析』の3つ。

CRM(カスタマー・リレーション・マネジメント)システム、SFA(営業支援)システム、マーケティング部門のアンケート分析システムなどに組み込み、システム価値を向上できるという。

価格は『KnowledgeMeister情報収集 V1.0』が120万円、『KnowledgeMeister知識共有 V1.0』が20クライアントで150万円、『KnowledgeMeister知識分析 V1.0』が360万円。対応OSはサーバー側がWindows 2000 Server/NT Server 4.0(SP5以上)で、クライアント側がWindows 2000 Professional/NT Workstation 4.0(SP5以上)/Me/98/95。

なお、サポートオフィス“デジタルドキュメントプラットフォームサポートオフィス”は、“東芝プラットフォームテクノロジーセンター”内に開設される。

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