NTTソフトウェア(株)と富士通(株)は30日、iアプリなど携帯電話上のJavaアプリケーションからアプリケーションサーバー上にあるアプリケーションの部品(EJBコンポーネント)を利用できるシステムを共同で開発したと発表した。
システムは、NTTソフトウェアが開発したモバイルJava向け分散オブジェクトミドルウェア『BLUEGRID(ブルーグリッド)』と富士通が販売するアプリケーションサーバー『INTERSTAGE Application Server(インターステージアプリケーションサーバ)』を組み合わせたもので。4月をめどにiアプリ開発環境として提供する予定。
今回の共同開発により、携帯電話上のJavaアプリケーションが、直接EJBの機能を呼び出すように作成できるほか、従来パソコン端末での利用を前提として開発してきたアプリケーションサーバーの既存資産を活用できるため、iアプリを利用した企業システムの開発効率を向上できるとしている。