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インターキュー、ネット広告収入システムをプロバイダーに無償提供

2001年01月30日 18時55分更新

文● 編集部

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インターキュー(株)は30日、同社が所有するネット広告関連発明“ハイパーシステム”を基盤としたネット広告収入システムの開発を今年中に計画し、日本のプロバイダーに無償で開放することを決定したと発表した。同社の収入はハイパーシステムを通じて露出される広告の掲載費の中から手数料として受け取る。サービスの開始時期や金額については決定次第発表するという。

ハイパーシステムは、広告収入で営業運営を行なうプロバイダーや、ネット広告を収入源の一部とするポータルサイト向けのシステム。ユーザーがインターネットに接続した際、ブラウザーとは別のウインドウに自動的に広告を配信する。事前にユーザーの個人属性をアンケート登録してもらうため、ユーザーが関心を持つテーマに絞られた広告だけを配信できるという。その広告をクリックすると、広告主のホームページがブラウザー内に表示される。

ハイパーシステムの特許はシンガポールで2000年10月に成立し、米国においては同年12月に出願中6件のうちの1件が成立したという。

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