富士通(株)は1月29日、同社のeビジネスソフトウェア製品「INTERSTAGE」(インターステージ)がマイクロソフト(株)のサーバ製品「.NET」との間で、SOAP(Simple Object Access Protocol)を利用したXML(eXtended Markup Language)ベースの接続に世界で初めて成功したと発表した。
あわせて、UDDI(Universal Description, Discovery and Integration)を利用した接続にも成功したという。
SOAPとUDDIは、インターネットを介した企業間取り引きや情報の統合において、リアルタイムな情報のやり取りや連携の手段として期待されている仕様で、情報をXML言語で記述するようになっているのが特徴だ。これらの手段を利用することにより、異なるベンダーの製品間、企業間で連携するシステムを迅速に構築できるようになる。
富士通では今回接続に成功したこれらの技術を、2001年第3四半期にリリースする「INTERSTAGE」に取り入れて提供する予定という。