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コネクサント、第1四半期の業績は5740万ドルの損失

2001年01月29日 16時02分更新

文● 編集部

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コネクサント・システムズ・ジャパン(株)は25日、米コネクサント・システムズ社の2001年度第1四半期(2000年10~12月)の売上が前年同期比20%減の4億1040万ドル(約480億1680万円)を記録したと発表した。これは、直近の2000年度第4四半期と比べ27%減であった。

また、第1四半期の純損失は5740万ドル(約67億1580万円)で、前年同期比の純利益5330万ドル(約62億3610万円)や前期の純利益4350万ドル(約50億8950万円)の黒字から赤字に転じた。純損失には、税引き前の在庫引当金5750万ドル(約67億2750万円)を含み、これを除いた純損失は1720万ドル(約20億1240万円)になるという。事業別の第1四半期の売上を見ると、インターネット・インフラ事業は前年同期比40%増の1億6590万ドル(約194億1030万円)で、パーソナル・ネットワーク通信事業は前年同期比38%減の2億4450万ドル(約286億650万円)であった。

同社のドワイト・W・デッカー(Dwight W. Decker)会長兼CEOは、「2001年度第1四半期の業績は期待はずれで、パソコンなどのパーソナル・ネットワーク通信の市場での消費者需要の急激な落ち込みと過剰な流通在庫を反映したもの」と述べ、「7月以降の四半期から成長基調に戻り、下半期(7月~12月)から利益を出せる見込み」と予想している。なお、同社は、株式資本市場の不安定さを考慮した結果、インターネット・インフラ事業の分社化によるIPO(新規株式公開)を延期している。

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