昨年、タブレットつきのPS/2キーボード「KP-3220」が登場し、そのユニークなデザインが一部で話題となったが、今度はUSB接続の「KP-3220U」が現れ、クレバリー1号店で販売が始まっている。
タブレット。512段階の筆圧検知機能を持つ |
特徴は、通常のキーボードならテンキーや方向キーのある位置に、タブレットが装備されている点。テンキーを押しやるようにして配置されている。付属のペンはコードレスで、単4電池1本で約5000時間動作する。
気になるのは、追いやられた格好のテンキーや方向キーなど。普通のキーボードと同じ感覚で使っていると、テンキーなどを押す際、どう考えても手の腹がタブレットに乗ってしまうのは注意が必要だろう。
“み”のデザインがちょっと変 |
また、よくよく見てみると、無変換キーのところには“文節読み”という謎の文字列が記載されている。もっと言えば“み”のデザインもヘンだ。さらに、Caps Lockキーに書かれている“英数”の“英”の字が微妙にヘンであるなど、書体に台湾製品独特のテイストが感じられる。
よく見ないと気づかないが、“英”の字が微妙にヘン |
なんとなく隷書体チック。これもよく見るとかなりいい |
日本語版のペイントソフト「Painter Classic」を同梱して、価格は5980円。タブレットに価値を見いだす人はもちろん、怪しげなモノコレクターにとっても気になる製品と言えるだろう。
【取材協力】