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SAP、第4四半期は3億6600万、会計年度は6億2600万ユーロの黒字

2001年01月26日 18時33分更新

文● 編集部

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SAPジャパン(株)の24日の発表によると、ドイツのSAP社は現地時間の23日、2000年第4四半期(2000年10~12月)、および同会計年度(2000年1~12月)の業績を発表した。

それによると、第4四半期の売上は、21億6400万ユーロ(約2391億2200万円)で、前年同期比31パーセントの増となり、純利益は3億6600万ユーロ(約404億4300万円)、1株あたり利益は1.16ユーロ(約128円)であった。同会計年度の売上は、62億6600万ユーロ(約6923億9300万円)で、前年比23パーセント増となり、純利益は6億2600万ユーロ(約691億7300万円)、1株あたり利益は2ユーロ(約221円)であった。

第4四半期において、同社の提供するEビジネスの主力プラットフォーム“mySAP.com”の売上が前年同期比412パーセント増の6億6100万ユーロ(約730億4050万円)に達するなど、ライセンス収入の増加が好業績の要因と見ている。会計年度においてもライセンス収入の伸びは突出しており、好業績の主因としている。

2001年度上半期は、2000年度の伸び率を若干上回ると見込んでいる。その結果、同社が'98年に立てた収益を倍化させるというグループ全体の3ヵ年計画の達成は、予定より3ヵ月ずれ込む見通しにしている。また、2001年度上半期のSTAR費用を除く営業収益率は、2000年度と同程度の割合で改善すると見込んでいる。

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