楽天(株)、テクマトリックス(株)(TMX)、およびアイ・ティー・エックス(株)(ITX)の3社は25日、楽天がTMXの第3者割当増資を引き受けることを発表した。これは、TMXが、現在、および将来において行なう事業展開を推進するために、楽天とITXの持つ情報、経営資源を利用し事業展開を加速することを目的としたもの。
今回の増資によりTMXの出資比率は、ITXが61.73%、楽天が37.04%、その他は1.23%となる。
楽天は、2月1日付けでTMX株式1200株を15億3600万円で取得するとともに、同社の三木谷浩史代表取締役社長、本城愼之介取締役副社長の2名を非常勤取締役としてTMXに派遣する。同社では、ソリューションプロバイダーであるTMXとの出資関係構築は、システムの安定運用、および開発力の向上に寄与するとともに、取引先企業に対して考えられる各種の新しいサービスの中で、システムインテグレーションに関する情報の提供、ソフト/ハードウェアの導入支援などを促進できるとしている。