Macromedia Dreamweaver 4日本語版/Macromedia Dreamweaver 4/Fireworks 4 Studio日本語版
Macromedia Dreamweaver 4日本語版/Macromedia Dreamweaver 4/Fireworks 4 Studio日本語版
2001年01月24日 22時54分更新
マクロメディア(株)は、JavaScriptを利用した動きのあるWebページを作成できるHTMLエディタDreamweaverの最新版「Macromedia Dreamweavor 4日本語版」と、Webページ向け画像処理ソフトFireworks 4とのセットパッケージ「Macromedia Dreamweaver 4/Fireworks 4 Studio日本語版」を発表した。発売日は、Dreamweaver 4、Dreamweaver 4/Fireworks 4 Studioとも2月23日。※2月5日、発売日の変更を発表。
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Windows版「Dreamweaver」。このように、ソースコードとプレビュー画面が同時に(分割)表示されるようになったのが、最大の特徴。JavaScriptのデバッガも便利だ。 |
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こちらはMacintosh版。機能的にはWindows版と変わらない。上のテキストエディタ部分には、カッコ()の閉じ忘れやスペルミスがあると、その行の色が変わらない(黒いままで、通常の文章扱いになる)ことでエラーを知らせてくれる「ライブシンタックス」機能が装備されている。 |
Dreamweaver 4の機能強化点は多岐にわたるが、大きなものとしては、HTML(ソースコード)をじかに修正する「テキストエディタ」、グラフィカルな「テキスト&ボタン作成」、JavaScriptのデバッグ機能を搭載した「統合開発環境の実現」、などが挙げられる。
このうち、前の2つは従来から持っている機能を強化したもの。ソースコードを行番号付きで表示するテキストエディタ画面を上部に、マウス操作で移動や配置変更が可能なプレビュー&グラフィカル編集画面を下部にと、ウィンドウを分割して表示し、どちらでも扱いやすいほうで手直しができる(変更はリアルタイムに反映される)。
グラフィカルなテキスト&ボタン作成は、同社のWeb向けベクトルグラフィック作成ソフト「Flash」の機能を一部取り込んだもので、マウスカーソルを乗せると色が変わるロールオーバー効果を設定したり、ボタンを押したときに表示されるサブメニューの位置変更など、座標を調べて入力するなどの面倒な操作なしにマウスだけで設定できる。
JavaScriptのデバッグ機能は、コードの任意の行にBreakボタンを設定し、その先の挙動を確認しながら変更、改良が行える。とくに、ブラウザ上で実際の動きを確認できるため、たとえばInternet ExplorerとNetscape Navigatorで挙動がまったく違って見える、といったミスも防げる。
さらに、オライリーのHTMLタグ・オンラインリファレンスが収録されており、多人数でソースコードを作成、編集する場合でも、見慣れないタグの正しい使い方がすばやく理解できる。
Windows版とMacintosh版がそれぞれ用意され、対応OSはWindows 98/Me/NT 4.0/2000とMac OS 8.6/9(以降のOSへの対応は同社Webサイトで報告)。1月23日より、同社のWebサイトでFireworks 4とDreamweaver 4の体験版が入手可能になっている。
価格は両OS版とも2万円。Fireworks 4がセットになったDreamweaver 4/Fireworks 4 Studioは2万2000円。既存のDreamweaver、Fireworks、Dreamweaver/Fireworks Studioユーザー向けには、Dreamweaver 4/Fireworks 4 Studioアップグレード版が1万2000円で発売される(販売期間は2月9日~9月30日)。
また同日、Dreamweaver 4のフル機能に、データベースとの連携機能を追加したプロユースのHTMLエディタ「Macromedia UltraDeveloper 4/Fireworks 4 Studio日本語版」も発表された。UltraDeveloper 4/Fireworks 4 Studioは2月23日発売で、価格は5万8000円。
マクロメディア(株)
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