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Jgame.comリニューアルオープン

Jgame.comリニューアルオープン

2001年01月24日 22時05分更新

文● 中村聖司

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 (株)ジェイゲームは、無償で利用できるゲームコンテンツサイト「Jgame.com」を1月22日よりリニューアルオープンした。現時点での利用者はPCユーザーのみとなっているが、同社の拡張計画によると、2001年3月よりNTTドコモの「P503i」を始めとしたJava対応の各種携帯端末ユーザーとの対戦も可能になるという。

「Jgame.com」トップページ。1クリックで好きなゲームに飛ぶことができる。入会金、登録費、プレイ料金の一切が無料。画面をクリックするとJgame.comに移動します。

 Jgame.comは、バーチャルコミュニケーションが2000年3月より運営していた「Playon.com」を、営業権の譲渡を受けてジェイゲームが再構築したもの。AOL Japan(http://aol.jgame.com)、NTT-X(http://goo.jgame.com)、日本テレコム(http://odn.jgame.com)といった提携先にも同様のサービスを提供しており、すべてを引っくるめたユーザー総数は約35万人にも及ぶという。今回のリニューアルでもユーザーはそのまま引き継がれ、数百人から数千人のユーザーが昼夜を問わず対戦プレイを楽しんでいる。
 Jgame.comで提供されるゲームコンテンツは、対戦型が12種類、1人用が8種類の計20種類。すべてのゲームコンテンツはJavaで書かれており、遊ぶたびに200~300KBのプログラムをダウンロードする仕組み。対戦で遊べるものには、将棋、囲碁、麻雀、五目並べ、大富豪といったポピュラーなテーブルゲームから、タカラの「億万長者ゲーム(THE GAME OF BILLIONAIRE)」やアートディンクの「右左(U-SA)」といったJgame.comならではの個性的なタイトルも用意されている。ゲーム中にチャットが可能なほか、対戦中のゲームをギャラリーとして観戦することもできる(対戦中のユーザーに話しかけることもできる)。もちろん、ゲームに入らずともロビー内でチャットだけ楽しむことも可能だ。



人気ナンバーワンのゲーム「億万長者」。モノポリータイプのすごろくゲームだ。
これが各ゲームごとに用意されるロビーの様子。この画面ではアルファベットのハンドルばかりだが、現在は日本語のハンドルにも対応している。

 ところで、気になるJava対応の携帯端末との対戦についてだが、現時点で判明しているのは、2001年3月という開始時期のみ。予定としては、公式サイトを立ち上げて月200~300円の使用料を取る形で運営するか、もしくはいわゆる“勝手サイト”の形でバナー広告を収入源にして運営するか、あるいはPCユーザーをより多く集めるために完全無料にする、などの案が上がっているという。同社では携帯端末との連携の目的を、固定ユーザーの大規模獲得に置いており、サービス開始後の2001年3月以降は、頻繁にゲーム大会イベントを開催していく予定とのことだ。

(株)ジェイゲーム
問い合わせ先 03-5396-5132



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