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ユニークなヒートシンク構造のCPUクーラーが新発売

2001年01月19日 23時07分更新

文● 小板

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 見るからにゴツく、ユニークなヒートシンク構造をもつCPUクーラーが発売になった。製品名は「ThermoEngine」(型番 KD1206PFB1)。写真を見ればわかるとおり、フィンが中央から4方向にまっすぐ伸びる形になっており、普通のファンなら平らになっているはずのヒートシンク底面までフィンの切り込みが入っているのが特徴。そのため、CPUコアとの接触面はゲルシートがついている部分に限られている。さらに、放熱効果に配慮してか、フィン表面には細かいギザギザが入っているのも見える。
 また、外見からは確認できないが、ヒートシンク中央がヒートパイプ構造になっている点も注目に値する。ヒートパイプ構造をもつCPUクーラーとしては「GALILEO」が記憶に新しいが、形状自体がまったく違うことから効果のほどが気になるところ。



CPUクーラーはSUNON製。パッケージには5100rpmとある
CPUソケットのツメに装着する時は、このようにドライバーを使う

 CPUクーラーの装着方法はというと、固定金具が写真のようにドライバーをひっかける部分があり、他の製品に比べて配慮されているように感じる。クーラーの取り付けは想像以上に難しく、近くにあるコンデンサや基板を傷つけてしまうことも多いため、このような仕様は大変有り難い。ただ、硬いことには変わりないので装着時には十分注意が必要だ。

 サイズはヒートシンク部が60(W)×60(D)×42(H)mm。クーラーは60(W)×60(D)×10(H)mmとなっている。
 販売しているのはCUSTOMと高速電脳で4980円。

【取材協力】

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