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ソニーマーケティング、医療分野向け液晶ディスプレーを発表

2001年01月19日 17時38分更新

文● 編集部

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ソニーマーケティング(株)は17日、医療分野での用途に適した業務用TFT液晶ディスプレー『LMD-181MD』と『LMD-151MD』を発表した。販売開始時期と価格は、181MDが5月1日で69万8000円、151MDが4月1日で39万8000円。

『LMD-181MD』と『LMD-151MD』写真
『LMD-181MD』と『LMD-151MD』

両製品は、米国/カナダ/欧州の医用安全規格UL2601-1/CSA No.601.1/EN60601-1を取得した業務用TFT液晶ディスプレー。内視鏡/顕微鏡/CTスキャン/MRI/レントゲンなどの医療分野の表示で必要となる色再現性や階調表現を強化したという。“VESAマウント機構”の採用により、医療機器への搭載以外に、壁面/天井などへの取り付けが可能。また、オプションのスタンド『SU-557』(価格は1万3800円)により、デスクトップディスプレーとしても使用できるという。さらに、本体前面には、薬品などの飛散から液晶パネルを防護する保護カバーを装着している。

両製品のうち『LMD-181MD』は、解像度1240×1028ドットの18.1インチ液晶ディスプレー。一方、『LMD-151MD』は、解像度1024×768ドットの15インチ液晶ディスプレー。両製品とも、アモルファスシリコンTFTアクティブマトリックス液晶パネルを採用し、視野角は左右85度/上下85度。水平走査周波数は24~73kHz、垂直走査周波数は48~85Hz。本体サイズと重量は、181MDが幅432×奥行き114×高さ395mmで7.6kg、151MDが幅392×奥行き114×高さ338mmで5.6kg。どちらも入力端子は、D-Sub9ピン。オプションの入力信号変換アダプターには、コンポジット用の『BKM-127W』(価格は4万円)、ハイビジョン用の『BKM-129X』(価格は3万円)などがある。

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