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ソニー、プリペイド型電子マネー事業で新会社

2001年01月19日 17時34分更新

文● 編集部

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ソニー(株)は18日、プリペイド型電子マネーサービス事業“Edy”を推進するための新会社“ビットワレット株式会社”(英語表記:bitwallet, Inc.)を同日付で設立したと発表した。資本金は50億円で、資本比率はソニーグループが47%(ソニーが5%、(株)ソニーファイナンスインターナショナルが42%)、(株)エヌ・ティ・ティ・ドコモが15%、さくら銀行・住友銀行関係会社が15%、トヨタ自動車(株)・(株)デンソー・(株)ディーディーアイが各5%、(株)三和銀行と(株)東京三菱銀行が各4%。本社は東京都品川区に置く。代表取締役社長はソニーファイナンスインターナショナルの取締役事業戦略部長の川合成幸(かわい しげゆき)氏が就任した。

新会社は、プリペイド型電子マネー・サービス“Edy”事業の企画・運営、プリペイド型電子マネーのカード発行会社・利用可能店舗開拓、Edyブランドの管理を行なう。

新会社では、10月からの本格的なサービス開始に向け、リアル/サイバー双方において、3月に試験サービスを開始する。リアルでは、コンビニエンスストア“am/pm”(一番町本社ビル店および日比谷エリア数店を予定)にて、さくら銀行の発行するEdyカードを使った試験サービスを開始する。参加者は、am/pm店舗内に設置する入金機で預金口座からの振り替え、または現金でEdyカードに入金し、am/pm店舗内レジで支払いに利用できる。各店舗の店頭にてそれぞれ1000~1500名程度の利用者を募る。サイバーでは、ビットワレットがパソコン用リーダー/ライター約300台をテストユーザーに貸し出し、インターネット上でクレジットカードを使った入金および、(株)ソニー・ミュージックエンタテインメントが運営する音楽配信サイト“bitmusic”の協力を得て、ダウンロード支払いの試験サービスを開始する。

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