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幻? のThunderbird Athlon-650MHzが現わる

2001年01月18日 22時15分更新

文● 小磯

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Athlon-650MHz
Thunderbird Athlon-650MHz。念のために言っておくと、L1はクローズだ

 ThunderbirdコアのSocketA版Athlonが登場したのは昨年の6月。あれから半年以上が経過し、「FSB266MHz版のAthlonがいつ出るか」に市場の話題が移行するなか、なぜか今、最低速度である650MHz駆動のThunderbird Athlonが現れた。

 AMDのデータシートには記載のあった650MHz版Athlonだが、実際にアキバで販売が始まったとき、登場したのは700MHz版から。そのため、650MHz版は製品化されていないと思われていたが、どうやらそうではなかった。海外の通販サイトを見てみると、同製品を搭載するPCを販売しているところもあり、OEMでは供給されていたもよう。単に、それが今までアキバへ流れてこなかっただけであるようだ。



納品書
問題の(?)納品書。Duron-650MHzとして納品されている
 さて、そんなAthlon-650MHzは、登場の仕方もこれまでのAthlonとはひと味違う。同製品を入荷した高速電脳によると、代理店に対し、Duron-650MHzを発注したところ、なぜかAthlon-650MHzが送られてきたのだという。「代理店も、間違いなくDuron-650MHzを注文した。なのに、どういうわけかこれが送られてきたと言っている」(同店)とのこと。ただ、間違えて入荷したものなら返品するのが普通なのに、それをそのまま「7000円程度で販売する予定」と言うところが高速電脳らしい。

価格表

 いずれにせよ、超レアであるのは間違いない。しかし、スゴく価値があるかというと…。



【取材協力】

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