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NEC、3次元グラフィックスカード『TE4E Pro』と搭載マシンを発表

2001年01月17日 19時54分更新

文● 編集部

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日本電気(株)は17日、ワークステーション『Express5800/50シリーズ』用の3次元グラフィックスアクセラレーターカードの新製品として『TE4E Pro』を発表した。併せて、Pentium III-1GHzを搭載した新モデル『Express5800/53We』、バックアップ用の『内蔵型DVD-RAM装置』を発表した。いずれの製品も同日に販売を開始した。

『TE4E Pro』の写真
『TE4E Pro』

『TE4E Pro』は、レンダリングエンジンの周波数やビデオメモリーへのデータ転送の高速化により、CAD/CGでの3次元描画性能を従来モデルに比べ最大20パーセント向上させたとしている。同社では、機械/部品の設計や映画/ゲームのCG制作などの用途を見込んでいる。価格は58万円で、2月23日に出荷を開始する。

『Express5800/53We』
『Express5800/53We』

『Express5800/53We』は、Pentium III-800MHz搭載の『N8700-205』、Pentium III-1GHz搭載の『同-206』と『同-207』の3機種の構成である。3機種とも、チップセットに『VIA Apollo Pro 133A』、20GBのHDD(Ultra-ATA/66)、最大40倍速のCD-ROMドライブ、100BASE-TX/10BASE-TのLANアダプターを搭載する。メモリー(SDRAM)は、205/206が128MB、207が256MB。グラフィックスアクセラレーターは、205/206が『OxygenVX1』、207が『GLoria II』。本体サイズは幅180×奥行き390×高さ362mmで、本体重量は12kg。インストールOSは、Windows NT 4.0/2000から選択可能。価格は、205が29万8000円、206が39万8000円、207が54万8000円。いずれも23日に出荷を開始する。

『内蔵型DVD-RAM装置』は、データバックアップを可能とするバックアップ装置で、片面4.7GBのディスクに対応した。価格は13万円で、23日に出荷を開始する。そのほか、同社では、3次元グラフィックスアクセラレータカードの新製品として、TEシリーズのほかに、米ソニックブルー社製の『FireGL2』を17付けで新たに追加した。価格は24万円で、2月23日に出荷を開始する。なお、同社では、TE4Eの2.5倍以上の描画性能を持つ次世代3次元グラフィックスアクセラレータカード『TE5』の投入を計画しており、2001年春に出荷予定という。

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