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ウルティマオンライン -第3の夜明け-

ウルティマオンライン -第3の夜明け-

2001年01月16日 19時31分更新

文● 内田

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ウルティマオンライン -第3の夜明け-

Electronic Arts/エレクトロニック・アーツ・スクウェア

2980円(2001年3月22日発売予定)

20世紀の最終週、12月26日にα版テストの 第一報(まだ見てない人はこちらをクリック) をお届けした、大人気のオンラインRPG「Ultima Online」の次期拡張パッケージ「第3の夜明け(The Third Dawn)」。今回のレポートでは、3Dグラフィックスに生まれ変わった最新画面の数々に加え、新たに追加される未知の大陸「Ilshenar」の様子もお伝えする。謎だらけの新大陸には何がある!?

α版もパッチでバージョンアップ
日進月歩の新クライアント

 12月26日にその第一報をお届けした「Ultima Online」の新拡張パッケージ「第3の夜明け(The Third Dawn)」のα版テストだが、今回はその続報として、前回以上に大量の最新画面をたっぷり交えて、生まれ変わったブリタニアの様子をお伝えしていこう。前回同様、本稿はα版に基づいて執筆されているので、今後さまざまなデザインの変更が行われる可能性が大きい、ということをあらかじめお断りしておく。

1月14日の段階での画面。ステータスウィンドウやキャラクターウィンドウ、レーダーマップなどは、従来どおり自由な位置にレイアウト可能。ウィンドウの最大サイズがα版のリリース直後よりも広くなっているので、サブウィンドウ類が配置しやすくなった。

 さて、年末年始をはさみ、前回の記事以降にも数回のアップデートが行われている。これにより、クライアントの安定性の向上やオプション設定のインターフェイスの追加/改良、新テクスチャの追加などが進んでいるのだが、最も目立った変更は、フィールド画面に表示されるキャラクターサイズの変更だろう。年末時点での3Dクライアントでは、かなり大きなサイズのキャラクターが表示されてびっくりさせてくれたが、1月14日現在の最新バージョンでは、これよりもひと回り小さなサイズに変更されている。アニメーションするキャラクターが小さくなってしまったのが少々残念ではあるが、全般的には「スリムになってバランス的にはすっきり」という印象で、画面自体の見栄えは格段によくなってきている。パッチごとに状況が変化していくテスト段階なので、今後のグラフィックスの向上がますます楽しみだ。

 それではまず手始めに、3D化したBritanniaの姿の続報や、前回ほとんど掲載しなかった、光などの華麗なエフェクト処理が追加された魔法の効果など、グラフィックスを中心とした新画面をざざっと一気にご紹介しよう!



今回の3D化では、キャラクターウィンドウ(PaperDoll)のキャラもアニメーションする。これは魔法を詠唱する一連の動きだ。詠唱のアニメーションは数パターンある模様。
植物型のモンスター「Corpser」と戦闘中のワンシーン。Corpserを取り巻いている赤い炎は「Explosion」の魔法の爆炎、プレイヤーからヤツに向かって飛んでいる青い光球は「Energy Bolt」。魔法のグラフィックスは、3D化によってより美しく描かれるようになっている。
戦略上は無意味だが(笑)、突進してくる「Troll」に「Fire Field」の魔法を使用してみた。炎の壁の中心部にはグラフィックス的に変更はないが、周囲にチラチラと火の子のような光球が舞うようになっている。
脅威の攻撃力を持った魔法生命(?)体「Energy Vortex」(右上囲み内)。デザインがかなり変更され、紫の核を青い光が包み込んでいるような姿になっている。この画面はDeamonとEnergy Vortexを戦わせているところだ(除去魔法ですぐに消されちゃうけど……)。
3D化された既存生物をズラリとご紹介(その1)。典型的な雑魚キャラの一種、ネズミ人間「Rat Man」。
3D化された既存生物(その2)。魔法を使用してくるアンデッドモンスター「Specter」。キャラサイズが小さいのが少々悔やまれるが、デザインはなかなか凝っているようだ。
3D化された既存生物(その3)。巨人系モンスター「Troll」。
3D化された既存生物(その4)。巨大な目玉に触手(?)が生えているモンスター「Gazer」。

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