HP、共同創立者のビル・ヒューレット氏の死去を発表

日本ヒューレット・パッカード(株)とアジレント・テクノロジー(株)は13日、米ヒューレット・パッカード社(HP)の共同創立者で元社長であるビル・ヒューレット(William Redington Hewlett)氏が12日の午前8時(現地時間)に米カリフォルニア州パロアルトの自宅で、老衰のため死去したと発表した。同氏は1913年5月20日の生まれで、享年87歳。葬儀日程は未定という。

	ビル・ヒューレット氏

同氏は、デイブ・パッカード氏(1996年3月26日死去で享年83歳)と共同で、1939年にHPを創立した。HPは、製品品質/経営管理/人事管理などでの経営手法の革新性により、“HPウェイ”として世界の企業の模範となっている。また、両氏がHPのビジネスを始めたガレージは、カリフォルニア州の史跡に指定され、“シリコンバレー発祥の地”と呼ばれているという。同氏は、1978年にHPのCEOを退任した後は、慈善活動などで社会に貢献していた。なお、同氏が共同創立したHPは、現在、HPと米アジレント・テクノロジー社の2社に分割されている。

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