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日本AMD、モバイル AMD Duronプロセッサの600MHz版/700MHz版を発表

2001年01月15日 16時31分更新

文● 編集部

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日本AMD(株)は15日、ノートパソコン用プロセッサー『モバイル AMD Duronプロセッサ』の600MHz版と700MHz版を発表した。現在量産出荷中で、1000個ロット時の価格は、600MHz版が9375円、700MHz版が1万5375円。また、同社の報道資料によると、日本電気(株)は同日、同プロセッサーの700MHz版を搭載した個人向けノートパソコン『LaVie U』を発表した。

『モバイル AMD Duronプロセッサ』のチップ写真
『モバイル AMD Duronプロセッサ』

同プロセッサーは、現行のデスクトップ用の『AMD Duron プロセッサ』のコアをベースに低電圧/低消費電力で動作するように改良したノートパソコン用プロセッサー。合計192KBのオンチップキャッシュ、スーパースカラー小数点ユニット、200MHzのFSB(フロントサイドバス)などを装備する。米テキサス州オースティンの同社工場“Fab 25”で、0.18μmプロセス技術を用いて製造される。

一方、NECが発表した『LaVie U』は、CPUに同プロセッサーの700MHz版を採用した個人向けノートパソコンで、13インチまたは14インチのTFT液晶ディスプレーや20GBのHDDなどを搭載。CD-ROMドライブ搭載モデル、CD-R/RWドライブ搭載モデル、DVD-ROMドライブ搭載モデルの計3モデルで構成され、25日に出荷を開始する。日本AMDでは、他のパソコンメーカーも、2001年上半期に同プロセッサー搭載の“第7世代”ノートパソコンを出荷すると予測している。

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