富士通コワーコ(株)は10日、ネットワーク機器の電源をウェブブラウザーから、遠隔操作できるOAタップ『Web-tap』2機種を下旬に発売すると発表した。UPSと連携可能な出力電源コンセント4個、シリアルポート4個の『Web-tapI』と、出力電源コンセント8個の『Web-tapII』を用意する。価格は『Web-tapI』が15万9000円、『Web-tapII』は11万9000円。
『Web-tap』 |
『Web-tap』は、ネットワーク用OAタップ。接続されたパソコンやワークステーションなどをネットワーク経由により、遠隔端末上のウェブブラウザーからシャットダウンしたり、出力コンセントのオン・オフ・リセットを制御したりできる。Hubやルーターなどがハングアップした場合も遠隔からそれらの機器をリセットすることも可能。さらに、スケジュール運転機能により電源のオン・オフを自動で行なえるほか、出力コンセントごと(または一括)に遅延時間を設定し、出力を順番に自動投入することもできる。共通仕様は、入力電圧が100Vで、最大総電流容量は15A。本体サイズは幅430×奥行き185×高さ43mm。