このページの本文へ

カノープス、IEEE1394ノンリニアビデオ編集用ボードを発表

2001年01月12日 19時55分更新

文● 編集部

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

カノープス(株)は12日、ノンリニアビデオ編集用ボード『DVRaptor II』と『EZDV II』を発表した。価格は、DVRaptor IIが6万9800円、EZDV IIが3万9800円で、どちらも2月上旬に販売を開始する。

『DVRaptor II』
『DVRaptor II』

DVRaptor IIは、従来製品であるノンリニアビデオ編集用ボード『DVRaptor』の後継機で、DVカメラやDVデッキからDVデータをパソコンのHDDに取り込める製品。入出力端子としてIEEE1394端子を1ポート、コンポジット端子とS端子をそれぞれ2ポート(入力用と出力用)装備する。CPUに負担をかけずに、ビデオデータをオーバレイ表示でき、編集したビデオデータをタイムライン上からMPEG-1/2形式で保存できるという。キャプチャーソフト『RaptorVideo』やビデオ編集ソフト『RaptorEdit』などが付属。また、ノンリニアビデオ編集ソフト(『Premiere5.1LE』または『MediaStudio Pro6.0VEバンドル版』のどちらかを選択)をバンドルしている。対応OSは、Windows 98SE/Me/NT 4.0/2000。動作環境は、Pentium II-400MHz以上のCPU、128MB以上のメモリーを搭載したパソコン。

『EZDV II』『EZDV II』

一方、EZDV IIは、IEEE1394端子を1ポート搭載したノンリニア編集用ボード。ビデオ編集ソフト『EzEdit』、ビデオデータ管理ソフト『EzNavi』、キャプチャーソフト『EzVideo』などが付属する。DVカメラをパソコンからコントロールし、DVデータの自動取り込みが可能。DVRaptor IIと同様に、編集したビデオデータをタイムライン上からMPEG-1/2形式で保存できるという。対応OSは、Windows 98SE/Me/NT 4.0/2000。動作環境は、Pentium II-400MHz以上のCPU、128MB以上のメモリーを搭載したパソコン。

また、両製品には、DVDオーサリングソフト『DVDit! LE』と、DVD再生ソフト『WinDVD DH』が付属。さらに、両製品のユーザーは、標準添付のユーティリティーソフト『Web Video Wizard』を用いて、同社のビデオサーバー“CanopusVideo.com”にビデオ作品(ASF/QuickTime形式)をアップロードでき、ビデオ配信できるという。両製品のユーザーであれば、ビデオサーバーの利用料は無料で、契約も不要としている。

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン