SAPジャパン(株)の10日付けの報道資料によると、独SAP社は8日(現地時間)、2000年第4四半期(10~12月期)の業績予想を発表した。第4四半期の売上は、前年同期比27%増の21億ユーロ(約2300億円)で、当初の予想を上回ったという。この売上増の主な要因として、同社では、ソフトのライセンス収益の増加を挙げており、同収益は前年同期比25%増の10億ユーロ(約1095億円)である。また、社員持株制度(STAR)適用前の営業利益は、前年同期比40%以上増の6億ユーロ(約657億円)以上になるとしている。なお、同社は、2000年度の暫定決算報告の詳細について、23日に発表する。