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ソニックブルー、高速パワーラインネットワーキング技術を発表

2001年01月11日 16時42分更新

文● 編集部

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(株)ソニックブルーの10日の発表によると、米ソニックブルー社は現地時間の6日、ラスベガスで開催された“2001 International CES ”において、Intellon社のPowerPacketパワーライン技術をベースとしたホームネットワーキング技術“HomeFree Powerline”を発表した。

“HomeFree Powerline”は、パソコンや今後のネットワーク対応家電を10Mbpsで接続し、家庭内に既に存在する電気配線を利用して、セキュリティーの確保されたEthernetクラスのネットワークを可能にするもの。通常のACコンセントに接続するだけで、複数のパソコンによるブロードバンド接続、WMAやMP3などのデジタル音楽、ビデオ、周辺機器などの共有、およびマルチプレーヤーゲームなどができるようになるとしている。

同社のアクセス部門の副社長兼ゼネラルマネージャーのデュアン・ディカット(Duane Dickhut)氏は「家庭内には多数のACコンセントが既に存在するため、HomeFree Powerline技術を利用すれば、ホームネットワークの構築はさらに容易になる。家族全員で1つのDSLやケーブルを共有してインターネット接続を行なったり、家族のメンバーがそれぞれ音楽やビデオストリームのカスタマイズと再生を行なったり、マルチプレーヤーのビデオゲームで遊んだり、周辺機器やファイルを共有したりといったことが、ホームネットワークを経由して全て同時に行なえる」とコメントしている。

同社では、同技術を搭載した製品を第2四半期中に米国で出荷する計画としている。

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