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東芝、ネットワーク機器向けのメモリーを発売

2001年01月10日 20時57分更新

文● 編集部

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(株)東芝は9日、ネットワーク機器向けの167MHz動作周波数に対応した18Mbit NtRAM(シンクロナスSRAM)『TC55WD1636FF』など16品種を発売すると発表した。1月末にサンプル出荷を開始し、3月から量産を行なう。

『TC55WD1636FF』
『TC55WD1636FF』

『NtRAM』(No Turnaround RAM)は、高速アクセスと高いデータ転送レートが必要なスイッチやルーターなどのネットワーク機器向けのメモリー。従来のパイプラインバーストSRAMに比べて、クロックサイクルの無駄をなくし、同一周波数においては、最大で2倍のデータ転送レートを実現できるという。また、同製品では2.5V単一電源動作による消費電力の削減を可能にした。パッケージには、高密度実装が可能な100ピンLQFPパッケージを採用。アクセス方式は、167MHzのパイプラインアクセスタイプと83MHzのフロースルーアクセスタイプをラインアップしている。メモリー構成および価格は、たとえば18Mbit(512Kword×36bit)で133/150/167MHz動作の『TC55WD1636FF』のサンプル価格が9000円から、など。

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