キヤノン(株)は5日、2001年の年賀状の作成方法に関するアンケートの調査結果を発表した。同調査は、首都圏と関西圏の20~39歳の未婚/既婚の男女を対象に行なったもので、発送数600のうち450名の有効回答を得たという。
これによると、年賀状を手作りした人は、全体の60.2%であり、このうち74.9%がパソコン/プリンター/デジカメなどを使った“デジタル派”であるという。'99年に実施した第1回の調査では、“デジタル派”が58.7%であるので、2年間で16.2ポイント上昇した。“デジタル派”が年賀状作成に用いたデジタル機材は、第1位がパソコン(92.6%)で、第2位がプリンター(82.8%)。ワープロを用いた割合が6.9%で、2000年の22.4%に比べ、大幅に低下したといえる。
また、“もらってうれしい年賀状”について質問したところ、71.1%の人が“手作り”と答え、コンビニや印刷業者に発注した“おまかせ”の年賀状と答えた人は19.5%であった。さらに、電子メールなどの電子年賀状を挙げた人は1.6%しかいなかったという。そのほか、年賀状の宛名の書き方については、62.4%が手書きすると答え、その理由として、“手書きじゃないと失礼だと思う”、“感謝の気持ちを込めたいから”などを挙げている。