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【2001年年頭挨拶ニュースリリース】デルコンピュータ(株)代表取締役社長浜田宏氏

2001年01月04日 16時20分更新

文● 編集部

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「21世紀の進化型デル・モデル」を目指して (新年のご挨拶)

2001年1月、デルコンピュータ株式会社は、日本国内でPCの直販を開始してから9年目を迎えました。この間、数々の新しいテクノロジーの登場やインターネットの爆発的な普及など、われわれを取り巻く市場環境は急激に変化してきましたが、デルは一貫して独自のビジネス・モデル「デル・ダイレクト・モデル(デル・モデル)」に基づき、製品の品質・性能・価格・サービスなどあらゆる面において、常に最高の「カスタマー・エクスペリエンス(顧客の満足体験)」を追求することで日本のお客様からご支持いただき、お蔭様で順調にビジネスを拡大して参りました。

「デル・モデル」は、創業時から全ての事業活動の根幹であると同時に、市場の変化に対応して常に進化してきました。そして、21世紀の始まりとなる今年、デルは「21世紀の進化型デル・モデル」により、さらなる飛躍を目指します。このコンセプトには、2つの大きな要素があります。

「ソリューションのコモディティ化」実現のための「進化型デル・モデル」

企業向けには、サーバやストレージなどエンタープライズ製品分野におけるサービスのコモディティ化を積極的に推進し、「デル・モデル」をさらに進化させて参ります。デルは今後、従来の製品戦略と同様に、DTC(デル・テクノロジー・コンサルティング)などのサービス事業でも「デル・モデル」を応用し、お客様がよりご利用し易いよう、ソリューションのコモディティ化に全力で取り組む所存です。具体的には、お客様のニーズに合わせて様々なサービスメニューをご用意し、それぞれをパーツとして組み合わせることで、よりきめ細かくカスタマイズしてご提供します。さらに価格体系を明確に提示し、競争力のあるサービス価格をアピールして参ります。これにより、お客様がニーズにあったサービスをより選択しやすく、より低価格でご購入いただける環境を実現します。そして、お客様のビジネスにお役立ていただける、デルならではのバリューとして、自社で培った様々なノウハウ――世界最大規模のeコマース運営(デル全社の売上の50%を占める)や、業界をリードするサプライチェーン・マネジメント(SCM)、インターネットを高度に取り込んだ効率的な社内オペレーションなど――を「ベスト・プラクティス(最高の成功事例)」としてご紹介し、製品・サービスと共にデルならではのソリューションとしてお客様にご提供します。

コンシューマー向け「進化型デル・モデル」:Dell Real Site(デル・リアル・サイト)

一方、コンシューマー向けには「Dell Real Site(デル・リアル・サイト)」を積極展開して参ります。「Dell Real Site」は、PC量販店と提携し、日本全国15店舗(2001年1月4日現在)内に常設された展示スペースに、デルのインターネット直販「オンライン・ストア」に接続されたPCを展示し、お客様が実際の製品を確かめた上で、その場からインターネットで注文するという新しいダイレクト・モデルです。デルは、この「Dell Real Site」を「バーチャル(インターネット直販)」と「リアル(店舗での展示スペース)」の双方のメリットをうまく融合させた次世代のダイレクト・モデルとして、2001年のコンシューマー向け販売強化の柱に位置付けています。

2001年のデルは、この2つの「進化型デル・モデル」を中心に、業界の常識を塗り替え、コンシューマーから企業まで、全てのお客様に最高のカスタマー・エクスペリエンスをご提供して参ります。

(用字用語は原文のまま)

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