米Microsoftは1月3日(現地時間)、XMLドキュメントをメッセージとしてやり取りできるSOAP(Simple Object Access Protocol)技術を搭載した2つのツールのβテストを開始した。
Webサイトでダウンロードできるようになったβ版ツールは、「Microsoft SOAP Toolkit Version 2.0」と「Web Services Behavior for Internet Explorer 5.0」の2つだ。同社のWebサイトから、無料でダウンロードできる。
「Microsoft SOAP Toolkit Version 2.0」は、昨年夏に公開された「同 1.0」からのバージョンアップとなる。同ツールは、「Visual Studio 6.0」にWebサービスの標準であるWDSL(Web Services Description Language)やUDDI(Universal Description Discavery and Integration)、SOAP 1.1の機能を追加する。これは、エンタープライズレベルの開発にも利用できるという。
もう一方の「Web Services Behavior for Internet Explorer 5.0」は、「Internet Explorer 5.0」で複数のWebページを1つのページに集約して表示できるパーソナライズ機能を開発者に提供できるとしている。