2001年1月1日(現地時間)、“DotComGuy”(※1)が1年ぶりに“社会復帰”した。彼は、1年前の2000年1月1日から、“インターネットとクレジットカードがあれば家から一歩も出ることなく生活できる”ことを証明する試みを行なっていた。この試みを見事にやってのけて、成功報酬の約10万ドル(約1138万円)を手にし、1年ぶりに家の外へ出た。
DotComGuy |
DotComGuyはこの1年の間、Webカメラが仕掛けられた家に住み、チャットで“実社会”に住む人とコミュニケーションを取っていたほか、マスコミの取材を受けたり、パーティを催したりしており、孤独だったわけではない。しかし、すべての買い物はインターネットのeコマースを介して行なったという。
彼への報酬は、1月分24ドル(2730円)から始まり、毎月段階的に報酬が上昇していく形が取られた。11月に2万4576ドル(約280万円)、最後の12月に4万9152ドル(約560万円)で、合計9万8280ドル(約1118万円)となっている。