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バーチャルマルチサウンド対応の格安コードレスヘッドホンはいかが?

2000年12月29日 16時56分更新

文● Jo_Kubota

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REVEUR

 メモリメーカーとして知られるプリンストンテクノロジーから、DVD-Videoを意識したバーチャルサラウンド対応のコードレスヘッドホン「REVEUR」(レヴール)が現れた。

 同製品は赤外線方式のコードレスヘッドホンシステムで、“バーチャルマルチサ ウンド回路”を搭載しており、サラウンド音声をヘッドホンで仮想的に表現する。未確認だが、ドルビーデジタルに対応したバーチャルサラウンド対応とはうたっていないので、独自方式のサラウンド技術を採用しているようだ。なお、似たような製品としてはすでにソニーがドルビーデジタル対応の「MDR-DS5100」を商品化しているが、こちらは実売で4万円台。それに対し、REVEURは入荷していた高速電脳で1万5800円と、ドルビーデジタルにこだわらない人にとってはたいへんお買い得なヘッドホンシステムである。



パッケージ裏面
ヘッドホンはオープンエア方式を採用しているため、多人数の中でこっそりDVDを楽しむ、などといった用途には向かないかもしれない

 コードレス方式は赤外線を採用しており、最大で11m離れた地点まで赤外線を受信できる。また、ヘッドホンだけを買い足せば同時に複数人で視聴可能。別売りのヘッドホンは定価で9800円と、コードレスヘッドホンにしてみれば比較的リーズナブルと言えるだろう。

 深夜や壁の薄い住宅で大音量を楽しみたい、そんな人は意外と多いはず。気になる人は要チェックだ。なおこの製品は「年内に間に合うようにと、営業担当者が苦心してアキバに運んできた」(高速電脳)ものだそうで、年内にアキバ行脚をする予定がある人は、見るだけでもしてみては?

 なお、電源はACアダプタとなっており、入力端子は光デジタルが1系統、アナログ入力が2系統用意されている。出力はΦ5mmステレオピンジャック1系統のみが用意される。
 ヘッドホンは単4乾電池2本で駆動可能。製品にはマンガン電池2本のほか、充電池も付属している。充電池はデコーダユニットで充電できる。そのデコーダユニットのデザインが、プレイステーション2を意識したのが誰の目にも明らかなのはご愛敬といったところだろうか。



【取材協力】

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