昨日米紙の買収報道を否定したばかりの任天堂(株)と(株)セガだが、今度は「ゲームボーイアドバンス」で協力という産経新聞の記事が飛び出した。
「ゲームボーイアドバンス」のオレンジモデル |
同記事は、来年3月に任天堂が発売予定の小型ゲーム機「ゲームボーイアドバンス」に対して、セガがゲームソフトを開発するという内容だ。
これに対して、任天堂の広報は「そんなことは全然ありません」と完全否定した。
一方セガは、「ノーコメント」とした。記者が「否定ではなく、ノーコメントでよろしいのですね?」と確認したが、「はい」と回答した。
セガは、11月に行なわれた新経営戦略の説明会において、セガ以外のゲームコンソールに対してもコンテンツを提供していく可能性を示しており、今回の報道を“否定”しなかったのもうなずける。
この任天堂とセガの温度差をどうみるか。来年その答えは出ていることだろう。