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ステレオTVチューナー搭載のキャプチャカード「FlyVideo 2000S」が発売開始

2000年12月28日 00時52分更新

文● Jo_Kubota

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FlyVideo 2000S

 ステレオ対応TVチューナーと言えばカノープスの「WinDVR/PCI」がここ最近の話題だったが、オーバーレイ画質に定評のあるLifeviewから「FlyVideo98」の後継となる「FlyVideo 2000S」が登場した。



カード

 同製品はWinDVR/PCIと同じくステレオTVチューナーを搭載し、赤外線リモコンが付属している。WinDVR/PCIのそれよりかなり作りがよいのは印象的だ。キャプチャできるのは基本的にAVI形式のみ(最大640×480ドット)で、MPEG1/2はサポートされていない。当然ながら最近流行のタイムシフトモードも備えていない。しかしオーバーレイ画質の良さは特筆ものなのは間違いがないので、キャプチャーには興味ないけどパソコンでTVを見たいという人には強くおすすめできる製品だ。



ドータカード

 基板にはドータカードがついており、これを引き抜くとWinDVR/PCIと同じようなチップを見ることができる。推測ではあるが、これがステレオ対応のキモであるようだ。メインチップはWinDVR/PCIと同じくConexantの“Fusion 878”が使われている。聞き慣れない名前だが、FlyVideo製品に用いられていた“BT”シリーズの後継チップなので安心していいだろう。



箱の中身

 対応OSは今のことろ、Windows 95/98/ME/NT4.0となっている。パッケージには“Windows 2000”の文字も見られるが、日本の代理店の話によると現状のWindows 2000用ドライバはまだ不安定であり、正式ドライバ待ちとのこと。また文字放送への対応も今後のドライバアップデートで実現されるという。実売価格は、高速電脳で1万800円となっている。



【取材協力】

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