(株)日立製作所は26日、LAN環境のセキュリティーを強化するシステム『日立ハイセキュリティLANシステム』の販売を27日に開始すると発表した。出荷開始は2001年2月28日。価格は小規模システム(50ユーザー用)が180万円より、中規模システム(500ユーザー用)が880万円より、大規模システム(2000ユーザー用)は3400万円より。
『日立ハイセキュリティLANシステム』は、LANスイッチ『セキュリティスイッチGS280』、『アクセススイッチGS80』と、認証管理サーバー用ソフト『セキュリティスイッチマネージャ』で構成するシステム。Windows NTドメインシステムのユーザー認証と、LANスイッチ製品が持つフィルタリング機能を連動させ、LAN環境のセキュリティー強化が行なえる。特に、モバイルユーザーがノートパソコンを利用してプラグ&プレイでLAN接続する環境において、不正アクセスを防止し、正当なユーザーだけが安全にネットワークを利用できるようにするとしている。現在利用できるユーザー端末のOSは、Windows 95/98/Me/NT4.0/2000。
なお、『日立ハイセキュリティLANシステム』は、第1号ユーザーとして(学)甲南学園のキャンパスネットワークシステムへの導入が決まっている。