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マイクロソフト、サーバー製品を1ライセンスから購入可能に

2000年12月27日 16時57分更新

文● 編集部

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マイクロソフト(株)は27日、2001年1月1日から、Microsoft Open Licenseにおいて“Microsoft .NET Enterprise Servers”製品のプロセッサーライセンスを初回購入時も1ライセンスから購入できるようにすると発表した。これまで初回購入時は5ライセンス以上としていたため、4ライセンス以下を購入したいユーザーはフルパッケージ製品を購入していたという。

対象となる製品のOpen License推定小売価格およびフルパッケージ製品推定小売価格は次のとおり。『SQL Server 2000 Enterprise Edition』はOpen License(Open Business)だと332万800円でパッケージ製品だと367万6000円、『SQL Server 2000 Standard Edition』は82万800円と91万9000円、『Host Integration Server 2000』は41万4900円と45万9000円。今後発売が予定されている対象製品は『BizTalk Server 2000』、『Commerce Server 2000』、『Internet Security and Acceleration Server 2000』、『Application Center 2000』。

.NET Enterprise Serversから提供を始めたプロセッサーライセンスは、インターネットビジネス向けのもの。イントラネット/インターネットといったアクセス形態に関わらず許諾され、アクセスユーザー数は無制限。.NET Enterprise Serversが稼動するサーバーの搭載プロセッサー数によってライセンス料が決定する。

インターネットユーザーに限定して無制限アクセスを提供していた“インターネット コネクタ”はプロセッサーライセンスに置き換えられ、『SQL Server 7.0』のインターネット コネクタの販売は12月末で終了する。SQL Server 7.0のインターネット コネクタユーザーも、SQL Server 2000のプロセッサーライセンスのアップグレードを購入すれば、すべてのアクセス形態のユーザーに無制限アクセスを提供できるようになる。

Microsoft Open Licenseは、企業ユーザーに割引価格などでソフトウェアライセンスを提供するボリュームライセンスプログラム。

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