このページの本文へ

【2001年年頭挨拶ニュースリリース】コンパックコンピュータ(株)代表取締役社長高柳肇氏

2001年01月05日 10時52分更新

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

テクノロジーとサービスを核とするトータルソリューションパートナーを目指して

 いよいよ21世紀の幕が開きました。この新しい世紀には、さらにめまぐるしい変化が待ち受けていることは間違いありません。この間、PCカンパニーから総合ITベンダーと変身したコンパックコンピュータも、この新たな世紀に向け、さらに新しい取り組みを次々と実行してまいります。

 20世紀終盤になって出現したインターネットはすでに社会生活、経済活動のインフラとして完全に定着しました。今年はこのインターネットを基盤に、本格的なワイヤレスの時代がやってくると考えています。このワイヤレスの世界で、コンパックは新しいテクノロジーを基盤に、新しいビジネスを展開していく考えです。その先駆けとなる製品「iPAQ Pocket PC」をすでに米国で発売していますが、これは生産が間に合わないほどのベストセラーになっています。今年、コンパックはこのワイヤレスの世界で、インターネットアクセス・デバイスのリーダーを目指します。

 一方、コンパックは現在、新しいブランドキャンペーンを展開しており、企業メッセージを「Inspiration Technology(インスピレーション・テクノロジー)」という言葉に変えました。「インスピレーション・テクノロジー」は、従来のIT(Information Technology=インフォメーション・テクノロジー)の概念を変えるものです。このメッセージには、お客様が発想したインスピレーション(ひらめき)を大切にし、コンパックが提供するテクノロジーやソリューションによってこれを実現するという意味が込められています。このメッセージの裏にあるのは、"テクノロジーとサービスを核とするトータルソリューションパートナー"への宣言であります。コンパックは常に最新のテクノロジーとサービスを核とするトータルなソリューションをお客様にご提供する、ビジネスパートナーでありたいと思っています。これが2001年のコンパックの目指す道といえます。

 そのためには、カスタマー・ベースの拡大が重要になってきます。サービス・ビジネスというのはカスタマー、つまりお客様があってこそできるわけです。コンパックはこれまでもお客様第一のビジネス展開を心がけてきました。今後もカスタマー重視の考えは変わることはありません。コンパックも真のサービス・カンパニーであると言い切れるように、優れたテクノロジーをベースに、お客様第一主義でいきたいと考えています。

 コンパックは2000年というミレニアムの年を、たいへん素晴らしい年にすることができました。業績も大幅に向上し、かつてのパソコンの箱売りメーカーというイメージを払拭し、21世紀のコンパックに向けての基盤を作ることができました。日本では会社全体ですべての目標をクリアし、世界のコンパックの中でも成長率No.1の記録を作ることができました。こうした実績を基盤に、コンパックコンピュータ株式会社は21世紀にさらなる飛躍を目指します。(以上)

備考)当挨拶文は社員に向けての年頭挨拶です。

(用字用語は原文のまま)

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン