東日本電信電話(株)(以下NTT東日本)と東京めたりっく通信(株)の両社は27日、昨日NTT東日本の持つダークファイバ(未使用の光ファイバ網のこと)を東京めたりっく通信(株)に貸し出す賃貸契約が郵政省に認可されたことを明らかにした。
賃貸契約には、加入者宅への回線と中継回線の2種類があり、加入者宅への回線が月額7898円、中継回線が100円/mの価格設定の賃貸契約になっているという。
今月18日に過激なニュースリリースを配信し、「公正な競争を」と訴えていた東京めたりっく通信だったが、年内にその願いがかなったといえよう。
これにより東京めたりっく通信は、同社が設立した東京ふぁいば通信(株)と協力して、主に局間の中継に利用していくという。
NTT東日本では、東京めたりっく通信以外の事業者とも話が進んでいるといい、一気にダークファイバの開放が加速しそうだ。ここのところ批判されることが多いNTTだが、電気通信事業者に1日遅れのXマスプレゼントが届いた。