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日本HP、DATドライブとバックアップソフトのパック製品を発売

2000年12月26日 17時10分更新

文● 編集部

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日本ヒューレット・パッカード(株)(日本HP)は26日、同社製のバックアップ用DATドライブ『hp surestore(シュアストア)シリーズ』に、ベリタス・ジャパン(株)のバックアップソフト『VERITAS Backup Exec for Windows NT/2000 v8.5』と、同社製の『Intelligent Disaster Recoveryオプション』(IDRオプション)および『Ultra Wide SCSIホストアダプタ』をバンドルした製品『hp surestore dat obdr pack(らくらく復旧パック)』を発表、2001年1月15日に受注を開始する。価格は27万8000円からで、2月1日に出荷を開始する。

製品写真『hp surestoreシリーズ』

従来、同社製のDATドライブで障害復旧機能“OBDR”を利用するためには、バックアップソフトとSCSIアダプターを別途購入する必要があった。同製品は、DATドライブに、OBDR機能に必要なバックアップソフトとSCSIアダプターを同梱したもの。同製品にバンドルされるBackup Execは、Windows NT 4.0/2000環境でバックアップ作業を自動化するソフトで、OBDR機能に対応。また、IDRオプションは、DATドライブでOBDR機能を利用するためのオプション製品。そのほか、SCSIアダプターは、SCSI-1/2/3/Wide Ultra SCSIに対応し、バス形式はPCI 2.1。

hp surestoreシリーズは、ネットワーク経由でシステムのバックアップが可能なDATドライブ。記憶容量と内蔵/外付けの違いにより、24GBの内蔵型『24i』と外付け型『24e』、40GBの内蔵型『40i』と外付け型『40e』がある。今回発表されたパックには、DATドライブの種類に対応して4製品を用意。価格は、24i版が27万8000円、24e版が29万8000円、40i版が33万8000円、40e版が35万8000円。全製品とも対応OSは、Windows NT 4.0/2000/NT Server 4.0/2000 Server。

なお、OBDRは、One Button Disaster Recoveryの略で、DATにバックアップされたデータをワンボタンでシステムに復旧する同社独自開発の技術。DATドライブをCD-ROMドライブとしてシステムに認識させるため、障害復旧で必要となるOSやバックアップソフトのインストールが不要という。このため、障害復旧の作業時間を、従来の2時間前後から、約10分以内に短縮できるとしている。

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