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【緊急レポート】発売直前!? KT133A搭載マザーボード「A7V133」ファーストインプレッション

2000年12月23日 22時24分更新

文● h.godai

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単なるA7Vのアップグレード版ではなく、RAID対応やBIOSでのCPU倍率変更など機能面でもパワーアップしている

 EPoXの「EP-8KTA3」やSoltekの「AL-75KAV-X」などKT133A搭載のAthlon用マザーボードが相次いで発売されたことはすでに報じているとおりだが、近日中にASUSTeKからも「A7V133」が発売になるという情報が入っている。そこで、編集部ではエンジニアリングサンプル版を入手し、緊急テストを試みた。



KT133Aは発熱が多いためチップファンが取り付けられた。これがA7Vとの外見上の大きな違いとなる。ファンが付いたためオーバークロック時にも安心感がる

 名称からも想像がつくとおり、倍率設定機能を搭載して話題になったKT133搭載マザーボード「A7V」の後継機種である。マザーボードのパターンも目を凝らして見ないと違いが分からないほど酷似しているが、他の製品と同様、NorthBridgeであるVT8363Aにチップファンが取り付けられているのが一目でわかる違いだろう。もちろん、SouthBridgeもUltraATA/100対応のVT82C686Bだ。A7Vで搭載していたPromise製のUltraATA/100コントローラチップ“PDC20265”も健在だ。また、動作が大幅に改善されているKT133Aの能力を最大限活かせるように、1MHz刻みで166MHz(333MHzDDR)までFSB設定クロックの変更を可能としている。環境にもよるが、現時点で出回っているAthlonも保証外ながらFSB設定クロック133MHzで駆動可能だ。また「A7V」ではディップスイッチでしか設定できなかったCPUの倍率変更もBIOS画面上で設定可能となり、CPU倍率とFSB設定クロックとの様々な組み合わせにより、より高いFSB設定クロックでの動作環境を試すことができるようになっている。



FSB設定クロック133MHz、 CPUの倍率を9倍にし、Athlon1GHzを1.2GHzにオーバークロックした。ベンチマークソフトも完走する。(画面はH.Oda!氏作のWCPUID)

  さっそく、2万円まで値段が下がったAthlon-1GHzを使ってテストしてみた。CPUクーラーにはアルファ製「PEP-66」を、メモリには128MBのVCSDRAM(PC133/CE=2)を使用した。L1クローズの改造は必要だが、その方法はいまさら説明するまでもないだろう。(HBの鉛筆でなぞるだけでよい)。まず、FSB設定クロックを133MHz、倍率を7.5倍(133 x 7.5=1000MHz)にして起動してみたが、まったく問題無く動作した。次第に倍率を上げてみたところ、10倍の1.33GHzまではBIOSが起動し、9倍の1.2GHzではWindows98上でベンチマークソフトが動作した。CPUコアの当たり外れはあるが、マザーボードのオーバークロック性能もかなり良さそうだ。



RAID0対応を思わせるシルク印刷を発見。テストしたA7V133はES品のため詳細なマニュアルが無く、製品版で正式にサポートされるかは不明。

 安くなったAthlonとKT133A搭載のマザーボードという組み合わせは、オーバークロックの余地も大きく非常にコストパフォーマンスに優れている。この冬、台風の目となることは必至だろう。近日中に、他のKT133AマザーボードとAthlon-1GHzを使ったオーバークロックの実験について詳しくレポートする予定だ。

注)テストに使用した製品は発売前のエンジニアリンサンプルであり、製品版とは性能や仕様が異なる場合がありますので、ご了承ください。なお、オーバークロックは機器を破損することがあります。各自の責任においてテストされるようお願いいたします。



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