日本電気(株)は20日、同社の運営するインターネット接続サービス“BIGLOBE”の個人向け料金コース“使いほーだい”コースにおいて、月額200円の付加料金で東日本電信電話(株)と西日本電信電話(株)が提供する“フレッツ・ADSL”が利用できるオプションサービスを新設、2001年1月中に提供を開始すると発表した。
NTT東日本とNTT西日本の“フレッツ・ADSL”サービスの開始に伴い、会員に対するより一層の利便性向上を目指し、同サービスに対応したオプションサービスを提供するもの。
“フレッツ・ADSL”オプションサービスは、“使いほーだい”コース(月額2000円)の利用者が、月額200円の付加料金で通常のダイヤルアップ接続と“フレッツ・ADSL”の両方について、時間無制限の利用が可能となるサービス。サービス提供エリアはNTT東日本とNTT西日本のサービス提供エリア全域とし、順次対応予定。最大通信速度は下りが1.5Mbps、上りは512kbps。2001年1月中にホームページ上での申込受付およびサービス提供を同時に開始する。
“BIGLOBE”では、今後もADSLをはじめとしたブロードバンドアクセス環境の充実を図っていくという。ADSLと同様、有力なブロードバンドサービスであるFTTHに関しても、2001年には“BIGLOBE”内部で実証実験を開始し、2001年夏をめどに本格サービスの開始を予定している。