(株)エヌ・ティ・ティ・ドコモは19日、無線呼出サービスのブランド名として“クイックキャスト”(英語表記はQUICKCAST)を採用することを決定したと発表した。2001年1月1日にブランド名を従来の“ポケットベル”から変更する。
ドコモの無線呼出サービスは、1968年のサービス開始以来ブランド名として“ポケットベル”を使用していたが、近年、利用者層が個人から法人へ移行していることを踏まえ、よりビジネス層をターゲットとしたブランド名へ変更することにしたという。
なお、新ブランド名の決定に伴い、同社の“法人営業本部ポケットベルビジネス部”は“法人営業本部クイックキャストビジネス部”へ組織名称の変更を実施する。
“クイックキャスト”は、“Quick”(速い)と、“Multicast”(特定多数へのデータ配信)の組合せによる造語を採用、“特定多数に対しリアルタイムにプッシュ型情報を配信するマルチキャストサービス”との新たなサービスコンセプトを表している。
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| 新しいロゴ |
新しいロゴは、“早く確実に伝える力”を考え、人の輪、ネットワークに情報が飛び込んでいくイメージとスピード感を表現したという。
また、同社は同日、関東甲信越地域での“クイックキャスト”の料金プランに、定額プランを導入することについて、郵政大臣へ届出を行なったと発表した。2001年2月1日に開始する。これは、都県ごとのサービスエリアで利用できる“基本エリア”、および東京・神奈川・千葉・埼玉の１都3県のエリアで利用できる“首都圏ワイドエリア”契約のクイックキャストの料金プランに定額プランを導入するもの。
