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IBM、「WebSphere Everyplace Suite」を公開

2000年12月19日 21時31分更新

文● ASCII24 Business Center 高島茂男

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日本アイ・ビー・エム(株)(以下IBM)は19日、モバイル関連のミドルウェアを統合した「WebSphere Everyplace Suite V1.1」を公開した。

これは、「Any Device」「Any Network」「Any Application」をつなぐためのスイートで、セキュリティや認証、コンテンツ変換、デバイス管理などのコンポーネントを統合したものとなっている。

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「モバイルユーザーのためのe-ビジネスを拡張するソフトウェア」という

コンテンツの変換機能は、各情報機器の画面サイズや処理能力に応じたコンテンツ配信を可能にしているといい、たとえば携帯電話の場合、画像はリンクになり、クリックすると携帯電話に最適化された状態で表示される。また、Palm OS搭載機では画像は省略され、表はリスト形式に変換される。

課金機能は、スイートに含まれておらず、APIが用意されるのみとなっている。これについては、WebSphere Payment Suiteなどを利用してほしいとしている。

対応OSは、AIX 4.3.3以降、Solaris 7以降。

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