(株)ジャパンネット銀行は14日、家庭のテレビで各種決済や取引ができる本格的なテレビバンキングサービスを4日に開始したと発表した。
テレビバンキングサービスは、(株)エヌ・ティ・ティ エムイーが提供している“Tモード”用情報端末“わくわくステーション”をテレビに接続して利用するパソコンなどの機械操作の苦手なユーザーや高齢者向けのサービス。テレビ画面でサービス提供することから、大きな文字と見やすい画面、そしてテレビバンキングでは初めて音声ガイダンスを採用し、より簡単に各種手続きができるようにしたという。テレビと“わくわくステーション”の電源を入れるだけで、自動的にネットに接続し、バンキングの画面がテレビ画面に映し出される。音声ガイダンスを参考に、画面を見ながら簡単なリモコンの操作だけで各種決済や取引が可能となるという。ユーザーとジャパンネット銀行間のデータのやりとりに、暗号化技術として“SSL128bit”を採用する。また、送金など各種取引を行なう際にリモコンで暗証番号とIDコードなどの入力が必要となる。提供サービスメニューは、口座開設、普通預金、定期性預金、振込み。
ジャパンネット銀行では、デバイスとしてパソコン、iモードそして今回のこの本格的なテレビバンキングの提供により、3年後に100万口座を目指すとしている。